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ラジオのベストテン番組あれこれ ★文化放送『全国歌謡ベストテン』

2023年10月14日

ラジオのベストテン番組あれこれ 

★文化放送『全国歌謡ベストテン』

 

アナログレコード担当の中嶋ひろ志です。僕は小学5年から歌謡曲の、小学6年からポピュラーのベストテン番組を聴き始め、ランキングの記録を取るようになりました。ファンファンのお客さまからも、これまでにランキングのお問い合わせをいただいたり、お持ちのランキングの資料を送っていただいたり、やり取りをしている方が何人かいらっしゃいます。ポピュラーのランキングのデータをネット上で公開している方は結構いらっしゃいますが、歌謡曲のデータは非常に少なく、特にオリコン・シングル・チャートが正式にスタートする前の、1967年以前の資料は特にラジオ番組に関するものは殆ど見かけません。最近、文化放送の『オール・ジャパン・ポップ20』のランキングのお問い合わせをいただいた方が、同じく文化放送の『全国歌謡ベストテン』の資料を入手され送って下さいました。僕は1967年の1月くらいからリアルタイムで聴いていたので、ある程度は資料もあるのですが、それ以前はほぼ判らない状態でした。(以前に他の方から、番組スタートから100回目までの総合チャートといった、貴重な資料を送っていただいたことはあります)

 

今回送っていただいた資料を整理して分析しているのですが、次第に『全国歌謡ベストテン』の初期のランキングの特徴が明確になって来ました。同番組では以下のタイプの曲は、全くオミットされるか敬遠されていたような傾向が見られます。

 

1 任侠もの・ヤクザもの

2 コミックソング・ノベルティもの

3 お色気もの

4 絶叫タイプや悪声のシンガー

5 男性がうたう女歌

6 渡辺プロダクション関係(一部例外あり)

7 外国曲のカバー

8 長髪のGS(タイガースは例外)

  ※但し他の多くの番組ではGS自体が基本的に洋楽扱いで、

   歌謡ベストテンではランク外だった。

 

一方圧倒的に強かったのは、青春歌謡やクルーナー唱法のムード歌謡。いわば美声で丁寧に・端正に歌い上げるシンガーが非常に好まれていたようです。具体的に言えば、当時トップクラスの人気だったのは、いわゆる歌謡界の御三家、橋幸夫さん・舟木一夫さん・西郷輝彦さんという事になりますが、実は『全国歌謡ベストテン』では三田明さんは15曲以上のNo.1曲があり、西郷輝彦さんを上回っていました。また正直ピークを過ぎた印象のあった三橋美智也さん、春日八郎さん、フランク永井さん、三島敏夫さんあたりがまだまだ健在で、ベストテン入りを果たしていました。しかし村田英雄さん、三波春夫さんはさほどの勢いはありませんでした。その他の男性で強かったのは、坂本九さん、北原謙二さん、梶光夫さん、久保浩さんなどでした。一方女性歌手では歌謡界の女王美空ひばりさんを筆頭に、こまどり姉妹、畠山みどりさん、園まりさん、都はるみさんあたりが強かったのですが、次第に水前寺清子さんが頭角を現わして来ます。1968年の年間チャートでは「艶歌」で総合1位を獲るほどでした。僕の大学時代の恩師で、文化放送のアナウンサーだった茂木幹弘氏によると、三田明さんと水前寺清子さんには強力なファンクラブ組織が付いていたとの事でした。ファンクラブ組織によって投票が行われていた事になりますが、これを正当と見るか否かは意見の分かれるところでしょう。但し一人の方が一度に何枚も複数の投票をすることに対しては、厳しく目を光らせ一週につき全部で1票としていたようです。(『全国歌謡ベストテン』の番組内で言及がありました。)

 

茂木幹弘先生は僕が『全国歌謡ベストテン』を聴き始めた頃は、アナウンサーとしての役割に留まらず、文化放送のチーフプロデューサーとして全面的に番組制作に携わっておられたとのことです。茂木先生の印象はいつもにこやかで折り目正しい方でした。日本のヒットパレード番組の草分け『ユア・ヒット・パレード』で映画音楽を積極的に紹介したり、エルヴィス・プレスリー・ファンクラブの名誉会長を務められたり、ビートルズの魅力にも非常に早い段階で注目しておられました。そのような音楽に対する造詣の深さが、『全国歌謡ベストテン』の番組作りにも反映されていたと思われます。1969年頃には『全国歌謡ベストテン』のアナウンス担当は別の方に替わっていましたが、その頃からランキングの勢力が少し変わり、それまでは殆ど登場していなかった森進一さん、青江三奈さん、布施明さんなどが徐々にベストテン入りを果たすようになったのも、もしかすると番組プロデューサーが交替した影響ではないかと推察されます。(次回へ続く)

★ レコード 今日の1枚 ★尾上真智子 / 八幡岬

2023年9月9日

尾上真智子 / 八幡岬
Onoue Machiko / HACHIMAN MISAKI

YS-90

 

★ 元KBCアナウンサー ★

 

*1983年 歌手デビュー曲

マイナー演歌 カルト歌謡 ご当地ソング

 

 

★ レコード 今日の1枚 ★アース&ファイアー / 明日への叫び

2023年9月9日

アース&ファイアー / 明日への叫び
EARTH AND FIRE / 21st Century Show

DP-1774

 

★ オランダ ダッチサウンド ★

 

*前作「シーズン」に続いてヒット

1971年 RKBポップス・タイムで最高5位を記録

 

★ レコード 今日の1枚 ★アース&ファイアー / シーズン

2023年9月9日

アース&ファイアー / シーズン
EARTH AND FIRE / SEASON

DP-1756

 

★ オランダ ダッチサウンド ★

 

*日本での最大のヒット

1971年 日本のヒットパレード番組で軒並みNo.1を記録

 

★ レコード 今日の1枚 ★ゲイリー・パケットとユニオン・ギャップ / オーバー・ユー

2023年9月9日

ゲイリー・パケットとユニオン・ギャップ / オーバー・ユー
Union Gap / Over You

SONG-80028

 

★ 4曲連続ミリオンセラー ★

 

*全米7位 4枚目のシングル

KBC今週のポピュラー・ベストテンで最高8位

 

 

★ポップス同好会~レジェンドDJ松井伸一さんに捧ぐ★ セットリストです!

2023年9月4日

★ポップス同好会~レジェンドDJ松井伸一さんに捧ぐ

セットリストです!

 

2023年8月31日 黒崎ストロベリーサワーにて

 

*第1部

花のサンフランシスコ/スコット・マッケンジー 
 松井さんの番組 1967.10.11 第1回のNo.1

 全米4位

 ママス&パパスのジョン・フィリップス作品

 サマー・オブ・ラヴを象徴する曲

 1967年を代表する1曲

バス・ストップ/ホリーズ 
 松井さんの番組以前 1966~67年 日本で大ヒット

 全米5位 
 TVドラマ『何曜日に生まれたの』主題歌

 グラハム・ナッシュ在籍

若葉のころ/ビー・ジーズ 
 松井さんの番組 1969.8.15 5位

 全米37位

 松井さんの番組のディレクター、

 岸川均さん一推しのグループだった

 1971年 映画『小さな恋のメロディ』挿入歌 
 1996年 TVドラマ『若葉のころ』主題歌

ラヴ・ミー・トゥナイト/トム・ジョーンズ 
 松井さんの番組 1969.9.26~10.3 2位

 全米13位


そよ風の誘惑/オリビア・ニュートン・ジョン(インスト)
 松井さんの番組 1975.6.22~29 2位  

 他の番組では殆どNo.1

 全米1位

デスペラード(ならず者)/イーグルス 
 シングルカットなし 

 セカンドアルバム・タイトル曲

 元々は松井さんが大ファンだったリンダ・ロンシュタットの

 バックバンド

素顔のままで/ビリー・ジョエル 
 松井さんの番組 1978.4.2~9 6位 

 全米3位

 グラミー賞レコード・オブ・ザ・イヤー

 

 

*第2部 お客さまコーナー

ロング・アンド・ワインディング・ロード/ビートルズ 
 松井さんの番組 1970.7.5~12 2位 

 全米1位

 ビートルズのラストシングル

 (解散後にカットされたシングルは除く)

イマジン/ジョン・レノン
 松井さんの番組 1971.11.14~21 2週No.1

 全米3位

 20世紀を代表する名曲

好きにならずにいられない/エルヴィス・プレスリー 

 松井さんの番組以前

 1962年 日本では「ロカ・フラ・ベイビー」のB面 

 映画『ブルー・ハワイ』挿入歌 後にA面に昇格

 日本におけるエルヴィス・ナンバーの人気投票No.1

 全米2位
 松井さんの番組では1969年に「イン・ザ・ゲットー」がNo.1

遥かなる影/カーペンターズ
 松井さんの番組 1970.9.6 4位

 全米1位 年間2位

 バート・バカラック作品

きみの友だち/ジェイムス・テイラー 
 松井さんの番組 1971.9.19 18位

 全米1位
 一般的にはアルバム『つづれおり』収録の

 キャロル・キング・ヴァージョンが有名
 東日本大震災以降、よく歌われている

マイ・ラヴ/ポール・マッカートニー&ウイングス
 松井さんの番組 1973.6.3~7.8 6週No.1 年間2位

 全米1位

ウイ・アー・オール・アローン/ボズ・スキャッグス 
 ボズ・スキャッグスではノンヒット

 フランキー・ヴァリ、リタ・クーリッジのヴァージョンが

 全米でチャート入り

 松井さんにとっての想い出の曲!

ダイスをころがせ/ローリング・ストーンズ 
 松井さんの番組 1972.7.9 7位

 全米7位  

ホンキー・トンク・ウィメン/ローリング・ストーンズ 
 松井さんの番組 1969.9.26~10.3 2週No.1

 全米1位

 ブライアン・ジョーンズ脱退後の初シングル

 その後のストーンズの演奏スタイルを確立した曲

 

 

*第3部

そよ風の二人/バタースコッチ 
 松井さんの番組 1971.7.25~8.1 2週No.1

 全米ノンヒット 全英で小ヒット

 おそらくリアルタイム世代以外には無名であろう曲

 この曲が1位を獲ったのは世界中でも松井さんの番組のみ?

 今回のイベント中でも特に評判の良かった曲!

アローン・アゲイン/ギルバート・オサリヴァン 
 松井さんの番組 1972.9.3~10.15 7週2位 

 他の番組では殆どNo.1

 全米1位 年間2位

 この曲を演奏してたくさんのコードを覚えた!

雨を見たかい/クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル 
 松井さんの番組 1971.2.28~3.14 3週No.1

 全米8位全米シングルチャートでは、

 2位は5曲もありながら、No.1獲得曲が1曲もない

 ビートルズ解散時には、ネクスト・ビートルズに

 最も近い存在と言われていた

ヘイ・ジュード/ビートルズ 
 松井さんの番組 1968.9.16~11.27 11週No.1 

 年間No.1

 全米1位 年間No.1

 B面の「レボリューション」が初登場1位となった翌週に

 この曲がNo.1の座を奪回した

 トータルチャートのNo.1を「ホテル・カリフォルニア」、

 「伝説のチャンピオン」と争った

 

*アンコール

デイドリーム・ビリーバー/モンキーズ 
 松井さんの番組 1968.1.10 2位

 全米1位
 1980~81年 TV-CM起用でリバイバルヒット 

 その後も度々CM起用
 1989年 タイマーズの日本語カバーがヒット

 

★ポップス同好会~レジェンドDJ松井伸一さんに捧ぐ★ 無事終了しました!

2023年9月4日

★ポップス同好会~レジェンドDJ松井伸一さんに捧ぐ

無事終了しました!

 

先日お知らせしました、8月31日に黒崎ストロベリーサワーで開催の音楽イベント『ポップス同好会~レジェンドDJ松井伸一さんに捧ぐ』。お陰さまで無事終了しました!当初出演予定だったシンガーの方が出演いただけなくなり、急遽常連のお客さまに代理をお願いしたり、メンバーのスケジュールがなかなか合わず全員のリハが当日になったりいろいろとありましたが、皆さんのご協力・応援をいただき滞りなく進行いたしました。メンバーは本番の8時間も前から現地入りしてリハを行ない、歌っていただくお客さま達も全員が早めにお越しになってリハに参加して下さいました。

 

内容は第1部と第3部がシンガーの方のヴォーカルをフィーチュアして、松井伸一さんが番組を担当された1967~79年に日本でヒットした洋楽曲を中心にお送りしました。これまでの洋楽イベントで一度も演ったことのない曲がかなり含まれ、僕にとっても新鮮でした。曲間では松井さんに関するエピソードや、それぞれの曲の松井さんの番組内でのランキング・データなどを交えてお話しました。2曲は僕の替わりにお客さまにピアノをお願いしましたが、リハの段階で急遽お客さまと僕との連弾でのインスト曲を追加しました。そして第2部では恒例となったお客さまコーナーで、事前にリクエストをいただいた皆さんご自身にその曲を歌っていただきました。今回も6人の皆さんに歌っていただきましたが、その選曲が素晴らしくて、おそらく誰もが認めるであろう珠玉の名曲ばかりが並びました。また会場となったストロベリーサワーのマスターにも、お得意のローリング・ストーンズ・ナンバーを2曲歌っていただきました。

 

今回演りたい曲があまりにも多くて、見送ってしまった曲が多々あります。特に松井さんゆかりのクイーン、チープ・トリック、リンダ・ロンシュタットの曲など候補に挙げていたのですが、残念ながら今回は準備が間に合いませんでした。松井伸一さんトリビュート企画は今後も継続して行くつもりなので、今回外した曲はまた次の機会に挑戦しようと思います。黒崎ストロベリーサワーでは、次回は11月29日に『みんなでみんなで昭和歌謡』を開催します。一人でも多くのお客さまに歌っていただくつもりで、既に歌っていただく方の募集も開始してますので、次回もよろしくお願いいたします。

 

今回の『ポップス同好会~レジェンドDJ松井伸一さんに捧ぐ』にご来場・ご協力・そして応援してくださった全ての方々、そして尊敬する松井伸一さんに心から感謝申し上げます!

 

               中嶋ひろ志

 

 

*写真はご来場のお客さまよりいただきました。

有り難うございました。

★ レコード 今日の1枚 ★ソサヤ・トリオ / 風

2023年8月26日

ソサヤ・トリオ / 風
Zozaya Trio / KAZE (El Viento)

SONG-80110

 

★ メキシコのトリオ スペイン語歌詞 ★

 

*はしだのりひことシューベルツのカバー
日本のラテン歌手マリキータ(帆足まり子)在籍

帆足まり子は文化放送の『S盤アワー』のDJを永年担当

 

 

★ レコード 今日の1枚 ★オムニバス / オールナイト・ニッポン

2023年8月8日

オムニバス / オールナイト・ニッポン
VA / ALL NIGHT NIPPON

CAL-1009

 

★ オールナイト・ニッポン・パーソナリティーのトーク ★

 

*糸居五郎・あまいくにお・今仁哲夫・亀渕昭信・
高島秀武・斎藤安弘・高崎一郎 他

漫才、物真似、落語?歌、そして珍無類の自己紹介に
全パーソナリティーによるビバ音頭etc・・・

 

ライブイベントお知らせ ★ポップス同好会~レジェンドDJ松井伸一さんに捧ぐ

2023年7月24日

ライブイベントお知らせ 

★ポップス同好会~レジェンドDJ松井伸一さんに捧ぐ

 

アナログレコード担当の中嶋ひろ志です。僕はいつもお世話になっている、地元北九州黒崎のライブバー、ストロベリーサワーで、第5水曜日がある月にライブイベントを企画・開催しています。内容は主に昭和歌謡と洋楽ポップスを交互にやっています。次のイベントはイレギュラーな日にちですが、8月31日の20:30スタートで、去る4月5日に84歳で逝去された、松井伸一さんのトリビュート企画を開催します。題して『ポップス同好会~レジェンドDJ松井伸一さんに捧ぐ』。松井さんがKBCラジオで『今週のポピュラー・ベストテン』を担当された1967年~79年に、日本でヒットした洋楽曲中心の選曲になります。福岡からシンガーの方を迎えての生演奏に加えて、常連のお客さま達にも予め曲を決めて歌っていただきます。曲の間には松井伸一さんに関するお話もお届け致します。どうぞよろしくお願い致します。

 

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松井伸一さんの『今週のポピュラー・ベストテン』は、永年に渡って多くのリスナーの心を掴み、福岡出身の有名ミュージシャンやラジオ関係の方々にも大きな影響を与えた番組です。この番組を聴いて洋楽に目覚めた方が多数いらっしゃいます。が、番組スタート時から聴いていたという方は案外少ないようです。僕は第1回から聴いていましたので、当時の様子を覚えている限り語りたいと思います。

 

1967年10月4日の第1回放送ではまだ葉書リクエストが来ておらず、ランキングの発表は翌週10月11日からスタートしています。寄せられた葉書の総数を毎週発表していましたが、最初の頃は60年代初頭の番組に較べると葉書の数は幾分少なめで、結構ひっそりとスタートした印象があります。番組ではすぐにランキングの発表を始めず、まず新譜紹介のコーナーがありました。当時まだ小学6年だった僕には知らない曲ばかりでした。更に全然判らなかったのが懐メロ・コーナーで(当時はまだオールディーズという言葉はありませんでした)、全くのちんぷんかんぷんで苦痛の時間でした。今考えれば珠玉の名曲ばかりがかかっていたのだろうと思うのですが。

 

そして全米シングル・チャートのベストテンの紹介ですが、当時はビルボード誌といっても何のことだか判らず、アメリカのビルボード市って一体どこにあるんだろう?などと思ってました。登場するアーティスト名もやれ「ストロベリーなんとか」とか「なんとかとシュークリームス」とか何だか美味しそうな名前ばっかりやな!と思ってました。(正しくは「ストロベリー・アラーム・クロック」「ダイアナ・ロスとシュープリームス」)そして音楽ニュースへと続くのですが、普段ベストテンでは聴き慣れないアーティスト名がよく登場し、「ボブ・ディランとか毎週言ってるけど、一体誰なんだ?」とか思ってました。当時まだ11~12歳だった僕にとっては、かなりハードルの高い前半でした。

 

そして半分過ぎたところで、やっとランキングの発表です。当初は局の方針により日本のGSも登場していましたが、僕にとって全く違和感はありませんでした。当時はGSは洋楽の番組で扱うのが常識で、むしろ歌謡曲の番組にGSが登場したり、洋楽の番組にGSが登場しなかったりすると、そちらの方が違和感がありました。

 

ランキングの発表を開始して第1回のNo.1ソングはスコット・マッケンジーの「花のサンフランシスコ」でした。ところが後に松井さんは番組内で、「第1回のNo.1ソングはビートルズの『愛こそはすべて』でした」と紹介されていました。僕は「違います。第1回のNo.1ソングは『花のサンフランシスコ』です」と投稿しました。後にKBCの局にお邪魔した際にその原因が判りました。実はKBC保管の資料には第1回のベストテン・ランキングがまるまる抜けていたのです。そこで僕は手持ちのランキングを松井さんにお伝えし、後に35周年記念特番の際に、第1回のベストテンのランキングを松井伸一さん・岸川均さんのお二人で、番組内で再現してくださったのは以前にこのブログでも書いた通りです。

 

松井伸一さんに関するトリビュート企画は、今後も機会がある毎に継続させていきたいと思っております。今後ともよろしくお願い致します。

 

               中嶋ひろ志

 

 

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